タラップ車が故障で
飛行機から下りられず、ビックリ〜
ボリビア旅行レポート〜
2002年4月27日より
後半です

４日目です
ティワナクへ行きました。
しかし、のろまな私は買い物が進んでおらず、
ラパスに残って、お買い物するのでした。ところが、
これが思いもよらぬ展開に。昨日から、体調をくずし
寝込んでいた竹内さんなんですが、お昼に様子を伺った
ところ、「お医者さんを呼んでください」とのこと。
どうも風邪らしいのです。私は、キャプテンの奥様
シルビィさんを引っ張り出し、お医者さんをよんでもらう
のでした。診断によると、インフルエンザらしい
ということでした。明日にはなんともなくなるよ、
という強力なお薬を処方してもらい、
ちょっとだけ安心です。

写真提供：山田さん

今夜は、ペーニャ・マルカ・タンボに行くことにして、シルビィさんに予約の電話をしてもらいました。
しか〜し、予約した時間の１０時に行くと、ガ〜ン、閉まっているう。
予約したのになんで〜？とぶつぶつ言いながら、日本食に変更。
日本食レストラン「わがまま」に行くのでした。ところが再びガ〜ン、１０時で閉店だって。
まあまあ落ち着いて、ということで、次は「日本人会館レストラン」へ。
再び再びガ〜ン、ここも１０時閉店だって。
いったい何で〜？ボリビアにはロイヤルホストはないのかよ〜、と思いながら、
仕方なく「マクドナルド」へ行ったのでした。
この時のレートは、１ドル＝１３１．７５円、１ドル＝７．０４５Bs（ボリビアーノス）でした。
さて、下記の新メニュー、円ではいくらになるでしょう。暇な人は計算してみてください。

５日目です
今日は、ゆっくりと買い物が出来る最後の日です。
サガルナガ通りとリナーレス通りを攻略したあと、キャプテン宅へ向かいました。
そして、リーバス氏の工房へおじゃまし、エディ・リマ氏のお店へ、
フェルナンド・ヒメネス氏とはホテルのロビーでお会いしました。

左は、リーバス氏の工房にて。山田さんが手にしているぺへは製作中のロンロコです。
右は、エディ・リマ氏。ケーナだけではなく、チャランゴもお手ごろ価格からいろいろありました。

左は、フェルナンド・ヒメネス氏。右は、キャプテン宅チャランゴコレクションです。
写真提供：山田さん

６日目です
チョケーラを見に、サンティアゴ・デ・ワタに行きます。
チチカカ湖の湖畔の道を行くと、
途中、ギターとマンドリンを抱えたおっちゃん達に遭遇。
何か歌ってくれはしないかと期待しましたが、
船に乗ってどこかに行っちゃいました。
さあ、再びオスカル号に乗り、先を急ぎます。
すんごくいい景色を発見。車を止め眺めていたところ、
老夫婦が話し掛けてきました。
「先の村まで乗せてくれないか」ということらしい。
ええ、いいですよ、というわけで下の写真です。

やっぱ、白のワイシャツにルチュですよ。70歳のおっちゃん、かっこいいです。
抱えている花は、頭に乗せる飾り帽子です。羽根で出来ています。

そしてこれが、ワタ村の「チョケーラ」です。

ラパスへ戻り、ボリビア最後の夜です。
先日、閉店で行くことができなかった「マルカ・タンボ」です。
前回の旅行で見ることが出来なかった
エルネスト・カブール氏（右）です。
レコントラ・トヨを吹くのはイヴァンです。
このレコントラ・トヨ、目の前でみると、やはりすごいっす。
次の舞台に立つのは、ボリビアではテレビの司会などで
お馴染みの、ペペ・ムリージョ氏。ペペさんも、なかなかの
エンターテナーで、いい味だしてます。
カブールさんには、CDにサインをしてもらい、
皆さん大満足でした。

編集後記

☆マルカ・タンボからホテルに戻ったのが深夜１時。
荷物の整理をしていると、すでに３時。寝ずに空港へ向かいました。苛酷。

しかしながら、やっぱりボリビアは、いいところです。
長時間飛行機に乗ってるのはちょっとつらいですが、エルアルトの空港に着いて、ボリビアの空気を
胸いっぱい吸うと、そんな苦労も一発で吹き飛んでしまいます。
我々が到着する２日前は大雨が降ったそうですが、滞在中は思いっきりの快晴。
その大雨は、雨季の終わりを告げる雨だったのでしょうか。
雨と言えば、いつも利用している両替屋さんに行こうとしていたところ、大水害による家屋崩壊などで、
通行止めになっていて、遠回りして両替屋さんに行きました。

その通りでは、たくさんの人が亡くなっているそうで、キャプテン、水害援助活動の方、よろしくですう。
ところで、コロイコの刺しバエは強烈ですね。赤い跡が残って、まだ痒いですよ。
竹内さん、熱が出てきつかったですねえ。３９度４分でしたっけ。
僕なら１週間寝込んでますよ。２日間もったいなかったですけど、気合で治されたですね。
金子さんはマルセロさんの黒檀ケーナを手にされて、「こりゃあ、宝だ」とおっしゃいました。
その時のすごい笑顔がとても印象的でした。
道などない藪の中を果敢に進んだのは山田さんだけでした。腕には小さな傷をたくさん作りながらも
バンブーを切り出して戻ってきたのには脱帽です。写真、ありがとうございました。
料理になかなか馴染めない人が結構いますが、みきさんは何でもおいしそうに食べていました。
僕が知る限り、高山病にしろ食事にしろ、強いのは女性のような気がします。
それにしても、何回行ってもボリビアの魅力は尽きませんねえ。
今回の旅行も本当に楽しかったです。
しかし、最後の最後でまたまた問題発生。
マイアミのホテルで、３部屋予約していたのに、２部屋しかない。
前回の旅行もそんな感じだったんですよね。
予約を代行してくれた代理店は、いったいどう予約したんでしょうか。
思いっきり文句言っとかないと。
皆さん、ほんとに迷惑かけました。すみませんです。
でも、いつかまた、一緒にボリビア行きましょう。よろしくですう。

お世話になった、ホセ・パレハ氏です。
故マウロ・ヌニェスに関しては、
とても詳しく語ってくれます。
何でも知っているんです。
突然の訪問でしたが、快く迎えていただき、
ありがとうございました。
もぎたてみかん、おいしかったです。

コロイコのホテル「ビエホ・モリーノ」です。
でかいプールがあって、
キャプテンの奥様シルビィさんとゆりえちゃんは、
水着に着替え、泳いでいました。

成田発シカゴ行きAA154便のボーイング777です。
パーソナルテレビでは、封切前の４つの映画が上映
されていて、すべて字幕か吹き替えで楽しめます。
所さんの目がテンもやってます。
僕はこの映画が楽しみで、到着するまでずっと
つけっぱなしという。

SPECIAL　THANKS
サガルナガホテルスタッフのみなさん、ホテル・ビエホ・モリーノのスタッフのみなさん、オスカルさん、
ホセ・パレハさん、マルセロ・ペーニャさん、フェルナンド・ヒメネスさん、アドリアン・ビジャヌエバさん、
カルロス・ロメロさん、エディ・リマさん、往診に来ていただいたお医者さん、シルビィさん、
パクシ・カナの皆さん、その他大勢の皆さん、どうもお世話になりました。ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、楽しかった今回のボリビア旅行、この辺でお開きにいたしたいと思います。
みなさん、どうもありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中山憂一