おばけ？に、ビックリ〜
ボリビア旅行レポート2002年８月
後半だ、いってみよう〜っ。

チチカカ湖をバックに、右は初登場、ウイルソンです。

５日目です（８月２７日）
チチカカ湖の湖畔のリゾート地、コパカバーナへ向かいます。
ここは、エルアルト。
道端で、焼きたてのサルテーニャを買って、立ち食いです。
緑の唐辛子をかじりながらパクつきます。
ジューシーでおいしいです。

ラパスからエルアルトを抜けまして、TIQUINAという町に
到着します。ラパスから約100kmです。
そこで、人間も自動車も渡し舟に乗って、対岸から
張り出した半島に渡ります。
その半島にコパカバーナがあるわけですが、
湖畔の道を行けば、とんでもない時間がかかっちゃいます。
船だと対岸まで約１０分。
ここからコパカバーナまで、約５４kmです。
ラパスからコパカバーナまで、約４時間でした。

神聖な地とされるコパカバーナには、このように、
立派で由緒ある教会があります。
イースターの時期には、ラパスから歩いて
この教会をめざすそうです。
どこの教会でもそうですが、天井の高さと、
きらびやかな装飾品には驚かされます。
建物の左の奥には、真っ暗な入り口があり、
奥へ進むと、火がともった蝋燭がたくさん並んでいます。
ウイルソンは、何本も束ねた蝋燭に火をともし、
家族がいつまでも一緒にいれますように
とお祈りしていました。

ホテルの窓から見た夕焼けですが、深夜、キャプテンの身に。
ベッドに入ったのが１０時頃だったでしょうか。
眠りについて、笑い声に目がさめたんです。
キャプテンが笑ってるんです。
クスクスと思い出し笑いをしているような感じで。
別にいいかあと思い、気にしなかったのですが、
１０分１５分たっても、クスクス笑いは止まず、これは変だと思い、
スタンドをつけ、キャプテンを見ると、起きてないんです。
ゆすり起こすと、「ああ、ゆうちゃん」と言いながら、
　　でも笑いは止まず、
　　「なんで笑ってるんですか？」と聞くと、「わからない〜」だって。
　　翌日、ウイルソンが言っていましたが、ウイルソンが寝ていて、ベッドに誰か腰掛けていたそうです。
　　そして、背中には冷たい視線を感じていたり・・・・・。
　　ということで、今回コパカバーナで利用したホテルは内緒にしましょう。

６日目です
昨日は、雲が多い一日でしたが、今日は打って変わって快晴。
やっぱり、乾季はこうでないといけません。
最高に気持ちいいです。
土産物屋や、チチカカ湖ツアー会社、レストランが立ち並ぶ通りを
下り、太陽の島に渡る観光船の船着場まで行きます。
船の屋根には長椅子が据え付けられていて、
チチカカ湖の風と、太陽の光を思いっきりあびながら、島へ渡ります。
青しかない空と、湖面に反射する太陽のキラキラが、すごく綺麗です。
島には、カントゥータの花が咲き、写真のモデルをやってるおばさんが
いたり、インカから残る石積みの遺跡があったり、なんと言って
いいやら。実際に島に立つと、ため息しかでませんよ。

７日目です
早いものです。
最終日となりました。
昨日の夕方にラパスに
戻り、今日は朝から、
キャプテンとサガルナガ
探検の仕上げをする
予定でしたが、
タクシーやバスのスト、
さらに道路封鎖で、
セントロに行く事が
出来ず、高橋さんと柳川さんは、２人で探検に繰り出すのでした。
そこで、思いもよらぬ偶然が。F・ヒメネスに会いたいと言っていた
高橋さんですが、ある楽器屋さんで、ばったりと。
ご家族みなさんとお昼をご一緒しました。
ヒメネスの電話番号が変わっていて、どうやって連絡しようかと
思っていたところでした。
そして夜。締めくくりは、やっぱりマルカタンボですね。
　　　　　カブール大先生も相変わらず元気だし、
　　　　　エンターテナー、ペペ・ムリージョさんもノリノリで、毎度のことながら、
　　　　　「上を向いて歩こう」を歌わされました。

編集後記
☆よく見かける光景として、チョリータさんがアワイヨを背負って歩く姿ですね。
いったい、このアワイヨの中には、何がはいっているんでしょう。という疑問を今回旅行された
お２人も持たれました。さて、何が入っているんでしょう。
それは、ひ・み・つ。かなあ？というより、私も見たことがないという。
ま、考えられるものとして、売るための小物だったり、お弁当だったりするんじゃないかと思いますが、
たまに、赤ちゃんの顔が覗いてるってのもありますね。
☆出発の成田空港まで、お見送りに来ていただいた柳川さんの奥様お嬢様、荷物の手続きに
時間がかかり、長い時間待ちぼうけさせてしまいまして、どうも、すみませんでした。
いつかご家族でボリビア旅行されるといいですね。もうご主人はノウハウバッチリですので、
安心して連れて行ってくれることと思います。
☆小学校に感心を持たれていた高橋さん、今回は日曜だったり、お役所の面倒な手続きだったりで、
願いをかなえることが出来ず、すみませんでした。
一度に全ての願いがかなったらつまらないですよ、次回の楽しみにとっておきましょう、
と言っていただいて、感謝しています。
☆今回、チチカカ湖ツアーで活躍した
ウイルソン号です。ウイルソンは普段この
ニッサンキャラバンで、ミニブス（ルートバス）を
やっています。彼は、99年のパクシ・カナ
日本公演にやってきた一人で、音楽も大切にし、
そして家族もとても大切にしてます。
ルームミラーに子供の名前のステッカーを
貼ってありました。
ミニブスと言えば、さて、何人乗ることができると
思います？柳川さん、高橋さん、満車を経験しました
よね。まず運転手でしょ、それから、「○○へ行きますよ」と叫んでいる
車掌さんでしょ、座席は後部に４列並んでいて、満席になれば車掌さんは人の隙間に立っている
状態になるんですが、１４人のお客さんが乗って満車です。運転手さんと車掌さんを合わせれば、
１６人ですね。時には膝に子供を抱えている場合もあるので、もっと乗っちゃうこともあるという。
☆いやはや、今回の旅行もとても楽しく、新しい発見もいろいろあった旅行でした。
高橋さん、柳川さん、帰国翌日はきちんとお仕事行けたでしょうか。
ほんとにお疲れ様でした。皆さんにボリビアをいっぱいお話してください。


SPECIAL　THANKS
ホテル・グロリアのスタッフのみなさん、ホテル・ビエホ・モリーノのスタッフのみなさん、オスカルさん、
ウイルソンさん、ホセ・パレハさん、オスカル・コルドバさん、フェルナンド・ヒメネスさん、モイセスさん、
シルビィさん、その他大勢の皆さん、どうもお世話になりました。ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、楽しかった今回のボリビア旅行、この辺でお開きにいたしたいと思います。
みなさん、どうもありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中山憂一